川べりには知らないにおいが多い。茶色い子と鼻先を合わせた。まだ知りたいことがある。おれから先に帰らないことにしたじゃ。
銀次
ミニチュアシュナウザー・10歳
なでなで 140・くんくんされてる 2
若い犬が走り回るのを見て鼻で笑う。散歩の道順は変えさせない。
だんなさんの気配が近いと安心する。窓から来る風はすごくて、ひげまで急ぐ。それでもにおいを分け合いたい。おれのとなりも好きかもしれないじゃ。
だんなさんのことが、だいすきだ。空のおわんの前では、おれのひげも上がる。おなかがすいた気持ちはかくさない。だんなさんの手から、ごはんをもらいたい。そのためなら立ったまま待つじゃ。
知らない音には筋道がいる。チャイムが鳴ったから、前足を急がせた。箱より先ににおいをたしかめたい。だんなさんの気配も近くにあった。見はりはまだ終わらないじゃ。
音が来たからソファのうしろへ下がったし、だんなさんのだっこがいいじゃ。
だんなさんには筋道も必要だ。おひるまえにボタンを押した。ひげを上げれば、ごはんの話だと伝わる気がする。わらう声がしても気持ちは変わらない。ごはんの気配が来るまで待つじゃ。
おもちゃはソファの下だし、だんなさんの手を貸してほしいじゃ。
待つときの大事なことに気づいた。木もれ日より、だんなさんの気配だ。石の床ではおなかがひんやりする。テーブルの下なら足もとを見はれる。ほめる手が来たら、すぐ甘えるじゃ。
ソファで寝たが、つぎはひざを待つじゃ。
見はりなら、きちんとできる。明るい入口でだんなさんを待った。開く音のたびに、気配をたしかめた。だっこしてほしい気もする。はやく出てくるなら、ほめてもいいじゃ。
高い台では手をかりたし、もうだっこしてほしいじゃ。
ボールなら小走りでつかまえたし、おれはなかなかやるじゃ。











