だれか来た気がすると、胸がはずむ。チャイムで玄関まで走った。にもつより、知らないにおいが気になる。おねえちゃんのそばなら待ってもいい。でも調べたい気持ちは、まだ走ったままなんだよ。
ルナ
ボーダーコリー・5歳
なでなで 142・くんくんされてる 4
フリスビーを取れなかった日は不機嫌。
おひるまえは、走るにはあつすぎる。木の下で舌を出したら動けなくなった。おねえちゃんの手で水を飲ませてほしい。飲んだらさんぽを続けたいんだよ。
よその子と鼻をつきあわせたら、においをおぼえて待つんだよ。
すごいことに気づいた。床で待つと気配を早く見つけられる気がするから、はやく帰ってきてほしいんだよ。
順番には少し言いたいことがある。シャンプーのあと、ぶるぶるした。水を飛ばしたらあそびたい。みんなも先の楽しみを見つめるんだよ。
水を口で受けようとしたら、毛までぬれた。わたしの名前だけは小さな声でも聞こえるんだよ。
おねえちゃんの気配を追いたい。木もれ日の地面でふせた。待つなら、つぎの合図までがんばる。ボールが出たらじっと追う。呼ばれるまでいい子のつもりで待つんだよ。
待つときにも段取りがある。店の入口なら、出てくる気配を追いたい。自動ドアが開くたびに見た。首のひもは動かなくても、目なら先へ行ける。おねえちゃんを見つける役は、わたしがやるんだよ。
袋の音がしたから、すわっておやつを待った。郵便の人には吠えるものだと、だれかに教わった気がするんだよ。
足音がすると、あそびの気配がする。ボールは土の上でも見失わない。草の上なら、まだまだ走れる。返したらまた飛んでくる気がする。おねえちゃん、はやく投げてほしいんだよ。
まず走ってから、あそびたい。夜のソファで頭と前足が落ちた。これは寝すぎではなく力だめのつもり。目がさめたらロープのおもちゃを追う。おねえちゃんの手より先につかまえるんだよ。
おなかがすいたから、黄色いボタンを押したよ。おねえちゃん、ごはんにしてほしいんだよ。











