すごいことに気づいた。青いホースの水は口でむかえるとあそびになる。ぬれた体はぶるぶるすれば軽くなる。オレはもっと水とあそべるっス。
なぎ
シベリアンハスキー・4歳
なでなで 126・くんくんされてる 1
遠吠えは歌のつもり。雪の日だけ人が変わる。
大きな音にも負けないことにした。白いやつが動いたら、ソファのうしろへ下がる。前足はちゃんと出せた。オレはボスの手まで進むっス。
さんぽで茶色い子と鼻をつきあわせた。もっと近くでにおいを知りたい。鼻は人間の何万倍もきくらしく、気になるにおいは素通りできないっス。
あの子といつかあそびたい。窓のむこうの猫へ、長めに話しかけた。返事がなくてもまってることにした。おひるまえはぶあつい毛があつい。涼しくなったら走れるようにがんばるっス。
ベンチのそばで道を見たら、まだ歩きたいっス。
ボスのそばへ行きたい。店の前で自動ドアが開くたび、耳を向けた。待つと歌が長くなるっス。みんなも好きな気配ならすぐわかる?
シャンプーのあとにぶるぶるしたし、オレをいっぱいなでてほしいっス。
おなかの歌は長くなるよ、おわんが空っぽなら早く入れてほしいっス。
ボスのにおいがだいすき。テレビの音より、そばの気配を聞きたい。脚にあごをのせたら安心できる気がする。大きな体でも、もっとくっつきたい。なでる手にはずっと来てほしいっス。
扉の前の床で、ボスの帰る音を待った。人間の話はだいぶわかるから、留守番だけ聞こえないふりをするっス。
すごいことに気づいた。公園でボールを追うと足がどんどん進む。持ってかえるのはボスと走るためのつもり。まだ走りたいっス。
待てばさんぽが近づくって、ほんとうだろうか。テーブルの下でふせたぶん、早く歩きたいっス。











