すごいことに気づいたよ。自分のいびきで起きると、おなかがすく。ソファのとなりにおやつの袋がある。ママの手でひらいてほしいぶぅ。
あんこ
パグ・5歳
なでなで 120・くんくんされてる 5
自分のいびきで起きる。鼻がつまるとため息が出る。
走る足音には負けないつもりだった。ベンチのそばで小走りはおしまい。さんぽはまだ終わってない気がする。あんこは歩く気のままだぶぅ。
だっこの気配を待つのは得意だよ。白い手に支えられて、台に立った。ママの気配が近いならがんばれる。このあとはひざへ帰りたいぶぅ。
お留守番は長すぎた気がする。木の床で体を丸めたのは、すねたつもり。足音がしたなら小走りになってもいい。ママのにおいにくっつきたい。だっこが来るまで、まだおこってるぶぅ。
おなかはもう受け入れる気まんまん。おやつの袋を見上げて待った。すわったぶんだけ期待もふくらむ。ママの手からはやく食べさせてほしいぶぅ。
ひとりで先へ行くつもりはない。階段の途中でうしろを見た。ママの気配が近くにほしい。止まったのは、だっこもいいと思っただけ。はやくそばまで来てほしいぶぅ。
外のにおいで小走りになりたい。雨の音はちっとも小さくならなかった。ぬれた道を軒下からじっと見た。ママの気配にぴたりとくっついた。このあと雨がやむなら、さんぽへ行くぶぅ。
あたたかい洗濯物にのったし、ぬくぬく名人ぶぅ。
とびらが開くたびに入口を見た。むかしは群れでくらした体も、いまはソファへ帰りたいぶぅ。
ぬれた体をぶるぶるしたし、ママはもうだっこしてほしいぶぅ。
知らないにおいほど、近くでかぎたい。とびらの前はくつがいっぱいだった。にもつにおやつがある気がする。玄関で待つことにした。あんこはママの手が来るまでがんばるぶぅ。
ママのことがだいすき。ボールを追って、草をけった。前足はママのほうへ運びたい。持ってかえることにしたぶぅ。











