ミニチュアシュナウザー・10歳
なでなで 140・くんくんされてる 2
若い犬が走り回るのを見て鼻で笑う。散歩の道順は変えさせない。
だんなさんの手が大好きだ。なでてほしいし、ひざにも乗りたい。でもソファの下へおもちゃが入った。ひげまで入れても、前足では取れない。手が来るまでここでがんばることにしたじゃ。
柱のそばで四つの足をふんばって、だんなさんを待っているじゃ。
芝生をだれかが通りすぎるたび、おれは耳を立てる。首輪についた黒いひもが、ぐいっとおれを止める。だんなさんが戻るまで、ここを動くなと言われている気がするじゃ。
舌が出るほどあついけど、この生け垣のにおいは全部かぐじゃ。
地面の白い線に沿って歩けば、光る街灯まで迷わずに行けるじゃ。