パパのそばなら、はじめての子も気になる。外のねこを見つけて、胸がどきどきした。短い鼻にも、においが来る気がする。こわくなったらだっこしてほしい。それまでは窓べの見はりをつづけるんだよ。
ごま
フレンチブルドッグ・3歳
なでなで 112・くんくんされてる 1
はじめてのものが全部こわい。でも気になる。
さんぽへ行きたい気持ちは大きい。雨の音に、前足が止まった。ぼくは逃げたつもりじゃない。パパのだっこで外へ行きたいんだよ。
すごいことに気づいた。ほかの子と鼻をつきあわせると、においでお話できる。声がなくても、たくさん聞こえる気がする。はじめての子はこわい。でも気になるから、鼻のあいさつはやめないんだよ。
はじめてのものは、こわいけど気になる。大きな音から、ちょっと下がった。逃げたんじゃなくて、ひざへ行くつもりだった。ぼくなら小走りで行けるんだよ。
パパのにおいがだいすき。入口の音に、鼻を向けた。ぼくは待つつもりだった。でも、さみしさはまだ帰らないんだよ。
さんぽはだいすき。おなかを地面につけた。日かげから出るには、あつすぎる。パパの手で運んでほしいんだよ。
段差はぼくには高い。途中で止まり、うしろを見た。パパの気配がないと心配になる。いっしょに下りてほしいんだよ。
パパのにおいがすると安心する。八月のよるもそばにいたい。ソファでねむったのは待つため。前足を出せば手が来る気がする。寝たふりのつもりだったんだよ。
パパのにおいがだいすき。八月のゆうがたもくっつきたい。銀色の台では白い手が背中に来た。前足をふんばったのは、おこったつもりだった。ほんとうはだっこを待っていたんだよ。
前足はがまんしたから、おやつをぼくに渡してほしいんだよ。
テーブルの下でふせをするから、パパの手でだっこしてほしいんだよ。
だっこが足りない気がする。おひるまえは玄関のほうで待った。ゆかにおなかをつけると音が近い。ぼくの耳は小さな音にも向く。パパのひざはまだ空いたままだよ。











