外のにおいが気になる。窓から顔を出したら、風がすごかった。それでもまだかぎたい。ママ、もう少し窓を開けてほしいでち。
こむぎ
豆柴・2歳
なでなで 147・くんくんされてる 2
怒られると耳だけ下がる。反省はしていない。
すごいことに気づいた。ゆうがたは川の音まで近く聞こえる。よその子と鼻先を合わせたら、においがした。ちがうさんぽの道も知れる気がする。会えた子のにおいは覚えることにしたでち。
もっとあそびたい。朝の公園でボールをくわえて走った。返したら、もういちど投げてほしい。返さないときは追いかけてほしい。ママの手から飛ぶのを待ちたいでち。
ママのことはだいすき。チャイムで玄関まで走った。知らないにおいも気になる。でも帰ったら、だっこしてほしいでち。
すごいことに気づいた。おしりを高くすると、頭はひくくなる。ソファの下のおもちゃに近づく気がする。あそびたいから、まだあきらめない。これは取れないんじゃなくて待つつもりでち。
こむぎは先に下りられる。階段の途中でうしろを見た。ママの気配もちゃんとあった。いっしょに行くなら待てるでち。
朝はやく、起きる気配がした。布団からあごだけ出した。こむぎは起きたつもりだった。だっこなら出てもいいでち。
あたたかい洗たく物にのったら、背中の布までついてきた。笑って見えるなら、ただ暑いだけかもしれないでち。
すごいことに気づいた。並んだくつには知らないにおいがある。段差をこえると、ママのにおいが近い。べたべたはしない。ひざがあいたら小走りすることにしたでち。
舌が出るほどあつい。日かげから動けない。ママの手がきたら、こむぎはだっこされたいでち。
走り回ったあとに舌が出るのは、汗をかけないからだと聞いた。いまは、ただおなかがすいて口が開くだけでち。
その袋が鳴らすカサカサという音は、おいしい合図に違いないでち。











