すごいことに気づいたよ。猫はラッキーを気にしているかもしれない。前足を窓辺にかけたら、近くなった気がする。かあちゃん、だっこで高くしてほしいんだい。
ラッキー
ミックス・8歳
なでなで 133・くんくんされてる 4
拾われた日のことを覚えている。雨の音がすこし苦手。
ソファの下のおもちゃに鼻を近づけたよ、かあちゃんに出してほしいんだい。
かあちゃん、テーブルの下でふせたラッキーを、いっぱいほめてほしいんだい。
チャイムで玄関へ走ったよ、においをかがせてほしいんだい。
前足はがまんしたよ、ごほうびのおやつをはやく食べたいんだい。
先に行けるけど、階段の途中でうしろを見たよ。かあちゃんとならんで歩きたいんだい。
テレビの音を聞きながら、脚に頭をのせた。小さな声でも、ラッキーだけは耳にすぽんと入るんだい。
みんなはシャンプーのあと、なにがほしい?ぶるぶるしたら水がとんだ。ラッキーなら、かあちゃんの手がほしい。このあとはだっこされることにしたんだい。
かあちゃんのにおいがする、あったかい山をみつけたんだい。
草のにおいがするほうへ行きたい。しっぽはもう出発のつもり。ベンチのそばで待つのは長すぎる。ラッキーが道をえらぶことにしたんだい。
入口のひらく音なら、かあちゃんかもしれない。むかしの親戚がオオカミでも、待つと耳が入口へ向くんだい。
日かげから動けないほどあついし、さんぽの道が日かげになるかもしれないんだい。











