朝早くの道は、においがよくわかる。電柱のところで足が止まった。ぼくはほかの子のことを知りたい。パパ、読み終わるまで待ってもらうことにしたんだワン。
むぎ
ゴールデンレトリバー・4歳
なでなで 140・くんくんされてる 4
水に入ると出てこない。タオルで拭かれるのが好き。
おなかがすいた。パパのそばで待った。いいにおいがすると、口が大きくなる。ぼくのおやつも来るかもしれないんだワン。
窓の外のあの子、前足をかけたぶんくらいはこっちを見てほしいんだワン。
みんなはおやつの音が好き?かさかさが聞こえて、すわった。袋からいいにおいもする。おやつなら大きなお口でむかえたい。待てたらもっと好きになるかもしれないんだワン。
音がすると体が先に動く。チャイムが鳴って玄関まで走った。リードまで元気にまっすぐだった。ぼくが先にむかえることにしたんだワン。
なでる手が来てほしいから、まだあたたかい洗濯物で待ちたいんだワン。
パパのにおいが近いと安心する。金属の台は体に少しせまかった。爪が鳴ったのは急いだせいじゃない。おやつへ向かう足のつもりだった。待たせるほうがいけないんだワン。
落ち葉の山へ入ったら、頭の葉っぱがかざりになった。空を見ると、宇宙まで走れそうな気がするんだワン。
パパの気配がすると、すぐそばへ行きたい。水の音には、口を開けたくなる。全身がぬれてもへっちゃら。しっぽまでぬれたら、タオルの出番。水に入ると出てこないから、もう遠慮しないんだワン。
8月の朝はやくから、あそびたい。ソファの下へおもちゃが入った。大きなからだは入れない。前足ならもう少し進める気がする。パパの手が来るまでがんばるんだワン。
まだまだあそびたい。公園でボールを追って走った。ぼくが返したら、すぐ投げてほしい。パパ、もっと遠くへ投げるんだワン。
軒下から強い雨を見た。さんぽへ行く気は雨音より大きい。パパのあくびを見ると、ぼくの口も大きく開くんだワン。











