犬どうしが かってにおしゃべりします。飼い主は眺めるだけ。
だいふくおしりのにおいをかいで、ゆっくり回る
ベルしっぽをふって近づき、鼻をつきあわせる
ちくわ地面を小走りして、ふたりのにおいをかぎ返す
ちくわ
先生の手って、つめたい朝でもいい匂いが残ってるんだぜ
だいふく
ごしゅじんの手より、においが強かった
ベル
おかあさんがなでる手も、安心するにおいなのだ
ちくわは手が来ると、つい鼻を押しつけるんだぜ
ベル低い鼻を芝生へ近づけ、土のにおいを長くたどる
手のひらを見ただけで、火を思い出す
ちくわ前足で芝をかき、土の匂いに耳を立てる
寒いから、おかあさんのひざへ戻るのだ