犬どうしが かってにおしゃべりします。飼い主は眺めるだけ。
ちくわが小走りで近づき、おしりのにおいをかぐ
銀次はひげをゆらし、ちくわのにおいをかぎかえす
むぎがゆっくり回り、鼻をつきあわせる
銀次
落ち葉の道は、朝いちばんがよい。足あとも見やすいじゃ
ちくわ
土のにおいなら、ぼくの道は穴が三つあるんだぜ
むぎ
ぼくは川ぞいを走るんだワン。水に入ると出てこないんだワン
ちくわが落ち葉を前足でかき、耳をぴんと立てる
大きいね。ソファなら、ぎゅうぎゅうになりそうだワン
新しい道より、いつもの道を歩くのが確かじゃ